2012年07月12日
日本100名城28番 小諸城(こもろじょう)
小諸城跡は、市営公園小諸城址懐古園(こもろじょうしかいこえん)として整備、公開されています。小諸城には白鶴城 酔月城 穴城 鍋蓋城 乙女坂城 等の多くの通称があります。城下町より低い位置にある為、穴城と呼ばれたのは有名ですが、他の通称の謂れは現在調査中です。
駐車場は広く、止めやすいです。駐車場内には上の様な案内図が幾つか有りますので、とっても解りやすいです。
国指定重要文化財の三の門です。寛保2年(1742年)城下を襲った洪水により流失し、約20年後の明和年代に再建されて現在に至っています。中央に掛かっている「懐古園」の大額は徳川宗家16代当主 徳川家達(とくがわいえさと)公の筆との事です。
この建物は「徴古館」と言って、小諸城及び歴代城主ゆかりの武具や古文書が展示されています。この「徴古館」の入口を入って右奥の事務所に日本100名城のスタンプがあります。
こちらが料金所になります。この先が有料のエリアになります。今回は懐古園内の散策のみなので、散策券(300円)を購入しました。他には全ての施設が見れる共通券(500円)や1施設のみの単独券(200円)が有ります。
二の門跡です。
懐古園稲荷神社です。
黒門橋です。緊急時にはこの橋を落して本丸を防御します。
懐古神社です。明治13年4月廃藩後荒れ果てた小諸城跡を整備し懐古園とするにあたり、本丸東北に城内の鎮守神として祀られていた天満宮・火魂(荒神)社と同藩を治めた牧野氏の歴代藩主の霊を合祀してここに建立されました。
天守台に登る階段です。左側に「キケンにつき足下にご注意下さい」の看板がありますが、実際キケンです。妻が一番下の斜めになってる石の上で足を捻挫して全治1ヵ月の重症を負いました。
天守台を下から見たところです。天守台には三層の天守閣が建造されていたとの事ですが、寛永3年(1626年)に落雷により消失し、その後再建はされませんでした。
そして、一番奥にあるのが水の手不明御門跡です。小諸城の背面にある搦手にあります。ここから城の西側を流れる千曲川が一望できます。とっても風光明媚なところでした。
【お問い合わせ】
■小諸市懐古園事務所
■電話:0267-22-0296
■開園時間:午前8時半〜午後5時
動物園は午前8時半〜午後4時半
遊園地は午前9時〜午後5時
■休園日:12月〜3月中旬まで毎週水曜日
年末年始(12月29日〜1月3日)
遊園地(12月1日〜3月中旬)